ランズエンドさんから、ふんわり軽いホップサックブレザーが登場!
その名も「ブランケット・ホップサック・ブレザー」である。
■【送料無料】【ランズエンド LANDS’ END】メンズ・ブランケット・ホップサック・ブレザー
ランズエンドさんのカタログ掲載キャッチコピーでは「今までにない、柔らかくリッチな素材感。いつものネイビー&グレー・ブレザーが変貌。定番ブレザーの新展開。これからの秋冬スタイルの1番手に。」と謳われているのだが、季節感ただよう『ぬくもり感』がこのブレザーの最大の魅力なのだ。
「ブランケット・ホップサック・ブレザー」のブランケットとは、この柔らかな起毛の素材感からきているネーミングらしい。
更に言えば、軽くて・かっちりとしすぎていないところがいい。まるで、上質なカーディガンを羽織るように楽に着られる「ブランケット・ホップサック・ブレザー」をご紹介する。
ホップサックブレザーとは?!
ホップサックとは、織物の織り方からくる布地の名称。 ホップとは、ビールの原料として使う西洋唐花草のことだ。 このホップの毬花(きゅうか)を積む際に使用される麻の袋の布目(平織り)が似ていることから、ホップサックと呼ばれるようになったとのこと。
ホップサックと検索すると「ホップサップ地」とか「ホップサップ柄」と書かれたジャケットもヒットするので、ホップサップとも呼ばれているようである。 ホップサックツイードというツイード織りタイプもあるようだが、普通のポップサック地は、ちょっとざっくりした網目のような布目が特徴。
今回の「ブランケット・ホップサック・ブレザー」は、毛63%・ポリエステル33%・その他4%のウールブレンド地に起毛をかけて、柔らかで温かみのあるポップサック地にしているところが、ランズエンドさんのこだわりらしい。
このジャケットの持ち味は、この起毛した生地の素材感であるのだ。
もう少しアップで見ると↓こんな感じ。
触ってみると、フェルトのようなニットのようなぬくもりが感じられる。
軽い・着やすい・動きやすいという所以は、この2枚の写真でおわかりいただけるだろうか?
こんな風に日の光に透かしてみると、薄手のセーターのような素材であることがわかる。 ふんわり軽いから、肩がこらずに着れそうな上着なのだ。
ウールブレンドの起毛によってフェルトのような目の詰まった生地に見えるため、パット見は普通の秋冬物ジャケットなんだけどね。
なんていうかな。 車内・機内などの移動時に長時間着たままでも疲れない・・・といったイメージのあるブレザーなので、まさにカーディガン感覚でお使いいただけるのではないかと思うのだ。
作りは名門ファクトリーによる本格テーラード仕立てなのだそうで、ランズエンドさん自慢の“立体縫製”が、体に馴染む立体的なフォルムを作っている。 「端正な着姿と、抜群の着心地」の両立している点が素晴らしい!!
「ブランケット・ホップサック・ブレザー」を主人(51歳)に着てみてもらった。
ランズエンドさんにいただいた「ブランケット・ホップサック・ブレザー」を、主人(51歳)に着てみてもらった。
サイズはA5、カラーはネイビーのブレザーである。
うーん・・・ちょっと袖が長くない?!
ランズエンドさんのA5サイズは、適応身長170cmとなっているので、裄寸法は82.5cm。 適応身長165cm用のAB4サイズにすれば胸囲・胴囲が若干太くはなるものの、裄は80.5センチとなるので、そっちの方がいいんじゃないかな?
・・・・・・そう思って「替えてもらう?」と尋ねてみると、本人は「このままでいい」と言って譲らない。
「腕を曲げればちょうどいい♪」って、曲げないでちょうど良い方はいいんじゃないかと思うんだけど?!
「今は中が薄着だけど、もっと着込めば少し上がる」と交換の必要は無いというので、今回はA5のままで。
ワタシとしては「AB4でサイズ感を比べてみたい!」という気持ちがあるので、かなりしつこく食い下がってみたんだけどね。 どうやら「スリム感」にこだわりがあるようで、胴囲が太くなるのが嫌みたい。 ならば逆に胴囲が細くなるA4サイズ(裄80)ってのはどうなんだろう???とも思うんだけどな。
来月初旬(11/3-4)に、明治神宮前(渋谷)で、ランズエンドのレディスファッションの試着ができるショールームが期間限定オープンするそうなので、裄・胴囲とどっちを優先するべきなのか? スタッフさんに伺ってみようと思う。 てか、試着イベントのメンズファッション版もあればいいのに~!!
とりあえず、今度重ね着して裄がどのくらいあがるのか?を検証してみたいと思うので、その結果はまた後日ご紹介させていただく。
丁寧で美しい!ランズエンド・ブレザーのディティールをご覧あれ
ランズエンドさんのジャケットを手にとった際にいつも思うのが、「丁寧な縫製と、細部へのこだわり」が本当に素晴らしいということ。
まずは、左前身頃の裏を見てみよう。
左前裏のポケットは全部で3つ。 内上部の2つは、手首まですっぽり入るくらいの深さがあるので、長サイフや手帳もすっぽり収まりそうなサイズ感だ。
右胸には、ボタンホルダー付きのポケットが1つ。 端正なつくりのポケットホルダーであると思う。
アームホールの脇の下部分には、汗取り用?パッド付き。 ビロビロしないように?糸で留められていることに「へぇ~」と思った。
袖部分の裏地は、滑りの良い生地が使用されていて、半裏地の身頃が綿100%なのに対し、袖部はポリエステルになっている。しかも柄がストライプに変わるというお洒落なデザイン。
袖口の飾りボタンは、4つ。 表側のポケットは、フラップなしのタイプが3つ。
センターベントの仕立てもキレイ♪
ランズエンドさんの商品はいつも、本当に良く作られていると思う。 届いて箱から出した瞬間に、「モノの良さ」が伝わってくる感じ。
そして、何度も着て・何度も洗って・・・・・・長年使用していく中で、衣替えの度に「へたらない素材の良さと丈夫な作り」に感心するのだ。
英国本格ツイード「MOON」ジャケットと「ブランケット・ホップサック・ブレザー」
今季、ランズエンドさんのメンズジャケットカタログの表紙は「本格英国ツイードMOON」を使った、クラシカルでエレガントなジャケットとなっている。
「ランズエンド史上、最高の出来」とまで謳われている、通販ジャケットの枠を超えた渾身のジャケットなのだそう。 こちらはバシッとキメたい男性の「一張羅」というイメージだ。
対して「ブランケット・ホップサック・ブレザー」は、どちらかと言えばカジュアル寄りでMOONジャケットよりは気軽に着れそうな上着になっていると思う。
ランズエンドさんのカタログでは、「ブランケット・ホップサック・ブレザー」にニットベストをINしたり中綿コートを合わせたりして、「デイリー使いするブレザーを、起毛ホップサック地でお洒落に着こなす」という提案がされているように見受けられた。
ということで。
至極のMOONと、気軽なホップサックと、どちらを選ぶか?は、アナタ次第なんだけど。 今すぐ着たい!デイリーユースのヘビロテブレザーとして「ブランケット・ホップサック・ブレザー」をおすすめさせていただきたい♪